リボ払いのメリット・デメリット。楽天カードを例に徹底解説。やばい?危険は?

鎖で巻いたクレカ

ページ更新日18.09.18
リボ払いのメリット・デメリットについて楽天カードを例にわかりやすく解説。リボ払いは本当にやばいのか?借金地獄になる危険は?からリボ払いに苦しんでいる人がそれを解消する方法まで。

リボ払いがどうなのかと気になっている人から、リボ払いに苦しんでいてどうにかしたいと考えている人まで是非ご一読ください。

サルパパ

そもそもリボ払いとは?その仕組み、意味について

リボ払いはリボルビング払いの略。リボルビングは英語のリボルブ(revolve:回転するの意)から来ています。

毎月指定した(指定された)一定額を支払い返済していく方式がリボ払いです。

リボ払いにした利用残高全体に対して毎月返済(支払い)していきます。

毎月の返済(支払い)の内訳は「元金+リボ払い手数料」です。例えば、楽天カードでしたら年利は15.0%。

20万円の腕時計を楽天カードのリボ払いで購入したとしたら

MEMO
楽天カードの利用残高に応じた月々の支払い金額(元金)は以下のようになっています。
  • 利用残高~20万円以内:5,000円
  • 利用残高20万円超~:10,000円
カード申し込み時に設定していない場合、5,000円になっていて、利用残高が20万円を超えると10,000円に切り替わるようになっています。

この金額にリボ払い手数料を加えた金額が月々の支払い金額となります。

20万円の15.0%(年利)は3万円。3万円を12か月で割ると、2,500円。

「なんだよ月2,500円かよ。で元金は5,000円だったら月7,500円か…。俺、仕事してるオッケーオッケー。」

と思ってリボ払いを利用したとします。すると、以下のように返済をしていくことになります。

リボ払いの金利の計算方法(楽天カードで20万円リボ払い利用した場合)

楽天カード20万円リボ払いにした際の返済返済シュミレーション
参考・出典サイト 楽天カードショッピングリボ払い返済シミュレーション

  • 40回とは3年4か月であるという事実。
  • 毎月元金を返済により減らしていきますので、返済を繰り返すほどに、月々に支払うリボ手数料は減っていきます。
  • お支払い手数料の合計は3万円ではなく51,240円になってしまっていることに注意が必要です。狐につままれたような話ですが、年利というのは1年間その金額を借りていた時にかかる金利です。1年で完済した時の場合の金額なのです。1年を超えて返済を続ける場合は、毎月利用残高に応じたリボ手数料(年利)を完済するまで支払い続けなければいけないということを見逃してはいけません。
  • 20万円の時計を手に入れるのに20万円ではなく、251,240円(支払い合計金額)支払ったという事実。
これだけ見て、うわ、「リボ払いやばい」と思う人はいるかもしれません。

でもこれだけならまだそう思わない人もいるでしょう。「俺、基本的には浪費家じゃないから。今回は時計がどうしても欲しかっただけだから…」みたいな方の場合、普通に仕事してたら、気が付いたら返済が終わっていて、「どうってことないじゃん、どうってことなかったじゃん」となる人も中にはいます。

ここまででリボ払いはどうってことないと思いますか?

アナタは前述の例の方だとします。2か月後に今度は30万円の大型テレビがどうしても欲しくなったとします。

リボ払いを利用すれば、貯金がなくても欲しいものが簡単に手に入ることを知ってしまったアナタは再びリボ払いを利用してしまいました。

リボ払いの表面的なメリットを知ってしまったアナタは、色々と我慢出来ない人間へと変わり、リボ払い利用を重ねていき、利用残高が300万円になってしまったら…

楽天カードでのリボ払い利用残高が300万円になってしまった際の返済返済シュミレーション

  • 300回とは25年であるという事実。
  • お支払い手数料の合計は45万円(300万円の15%)ではなく564万3千7百50円になってしまっているという驚愕の事実。
  • 300万円の買い物をしただけなのに864万3千7百50円支払わなければならなくなったという事実。
ここまで来るとリボ払いってめちゃめちゃヤバいんじゃね!?と大抵の人が思うでしょう。

47,500円の内訳が元金10,000円、利息37,500円なんですよ。これじゃもりもり借金返してるつもりでも全然元金減っていってませんよね…。

しかし、この事実はマジマジとシュミレョーンしたからこそわかることです。その渦中にいる人は、

「毎月47,500円かぁ…さすがにちょっときつくなってきたかな?」

くらいにか思っていない人もいます。その月の支払いにしか目をやらなければ、大変なことになっているということには気が付きにくいものなのです。

864万円って10万の位を四捨五入したら900万ですよ。300万円のものを買うのに900万円払わなければいけないなんて…ヤバすぎると思いますよね…。

そんな状況でも

「きついけど、俺、サラ金から金借りてるわけじゃね~し。借金ね~し。」

とか誤解しちゃってる人います。リボ払い自体の名前が広く通っているので、やばい感を感じにくい…それが、リボ払いのヤバさでもあります。

実際はリボ払いというのは、お金を貸し借りする際の仕組み・ルールのことで、カードローンやキャッシングにもリボ払いの仕組みはあります。

864万3千7百50円を支払わなければならない…これはもはや立派な借金です。

  • 「今努めてる会社が倒産したら…」
  • 「会社をリストラされたら…」
  • 「怪我や病気で働けなくなったら…」
どうしようもなくなります。

リボ払い、やばさのポイントまとめ

  • 月々の返済額だけを見てしまい全体像を把握できない。面倒くさくて把握しようとしない。
  • 欲しいものがあっさり手に入ってしまう表面上のメリット。20万円のものが月々た7500円で手に入るなんて得!といったねじ曲がった思考を生み出す。←時短にはなっているが金銭的には利息分損している。
  • リボ払いという英語混じりでライトなフレーズは世間一般に認知されているので「借金」という感覚を感じにくい。
  • キャッシング・カードローンのようにお金を直接得ることが出来るサービスではないので罪悪感・やばさを自覚しにくい。
  • リボ払いに限った話ではないが、年利で算出される金額というのは、1年で完済した場合に支払う金額であるということ。1年を超える場合はそれ以上になるということ。
節約志向があって資産形成を考慮に入れている人にとって、リボ払いは手を出すべきサービスではありません。

どうしても欲しい商品は一括払い、もしくは(計画的な)分割払いで対応するようにすべきです。

クレジットカードは年会費無料で手数料なしに利用する分には、ポイントがついて便利で得しかありません。

しかし、手数料がかかるサービスを利用するとなると、得どころかむしろ損(現金主義のほうがマシ)という事態になることも。

リボ払いに手を出すか出さないかで、クレジットカードがアナタに見せる顔そのものが異なったものに変化してしまいますので十分に気を付けましょう。

今現在リボ払いに苦しんでいる人はどうしたらいいの?

無駄遣いを辞める。

言われるまでもないことですが、リボ払いというのは、癖になってしまっている場合があります。

返済の計画を立てる前に、まずは、今後、リボ払いを封印することから始めなければいけません。

リボ払いをしてしまいそうになったら、「本当に必要なものなのか?」を自分自身に問いかけるようにしてみましょう。

出来るなら親・兄弟にお金を借りて繰り上げ返済。

利息のことを考えるなら、親・兄弟にお金を借りて繰り上げ返済するのが最も賢い手。

「300万借りて864万円返さなくてはいけない状況」を「300万借りて300万もしくはそれに近い金額を返すだけで良い状況」に変えることが出来ます。

同じ毎月47,500円の支払いでも、丸ごと元金ならば、その楽さは雲泥の差。

この事実は、説明をすれば、理解してもらえるはず。過ちを受け入れて、たった一度、頭を下げてもいいのかもしれません。

カードローン・キャッシングでお金を借りてリボ払いを繰り上げ返済

カードローン・キャッシングというとハードルが高いと感じられる方が多いかもしれませんが、上述のような状況に陥ってしまっているのであれば、もはや、ハードルを下からいつのまにかくぐってしまっています。

ハードルはアナタの前にはないのと同じ。

そうなると、実質年率だけを純粋に比較して、年利が高い方を清算して年利の安い方の返済を続けていくようにすれば、利息分の返済総額を少なくすることが出来ます。

実質年率が安くなるかもしれないサービスとは…?

では、私は、どのカードローン・キャッシングを利用すればいいの?

という話になりますよね。プロミスを例に見てみます。プロミスの実質年率は4.5%〜17.8%です。数字に違いはありますが、ほとんどのカードローン・キャッシングサービスがこのように実質年率に幅をもたせています。

4.5%〜17.8%と幅がありますので、楽天カードのリボ払いの実質年率15%より高くなるか安くなるか審査してみないとわからないということになります。

その結果には借り入れ状況や借り入れ額など様々な要素が絡んでくると言われています。

ただし、プロミスは、ウェブから申し込んだ後に届くメールに書かれている電話番号に電話をし、借り換え目的である旨伝えると現在返済しているリボ払いの実質年率よりも低くなる可能性が飛躍的に高まるので、ゆえに、リボ払い地獄に苦しむ人にお勧めのキャッシングサービスと言えます。

実質年率に幅をもたせているカードローン・キャッシングサービスがほとんどであることと同じように、実質年率の数値がいくつになるのかは審査してみないとわからないこともどこも同じです。

しかし…ニーズのあるところにサービスあり。リボ払いからの借り換え希望の方に向けたお勧めのサービスが存在します。

プロミス プロミスレディース
オリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンは、実質年率に幅をもたせているのはそうなのですが、借り入れる金額によってその数値が異なっており、また、その数値を見ることが出来ます。

  • 100万円未満の年利:12%~17.8%
  • 100万円:6.0%~14.8%
  • 100万円超150万円以下:6.0%~14.8%
  • 150万円超200万円以下:5.0%~12.8%
  • 200万円超300万円以下:5.0%~12.8%
  • 300万円超400万円以下:4.5%~8.8%
  • 400万円超500万円以下:4.5%~8.8%
  • 500万円超600万円以下:3.5%~5.8%
  • 600万円超700万円以下:3.5%~5.8%
  • 700万円超800万円以下:1.7%~4.8%
300万円だと…4.5%~8.8%。楽天カードのリボ払いは実質年率なので、オリックス銀行カードローンで300万円借りて繰り上げ返済して、オリックス銀行カードローンで返済していけば、実質年率4.5%でシュミレショーンした場合、

返済回数166回、総返済額363万7千百95円、となりました。一方、楽天カードのリボだと864万3千7百50円…(汗)
※実質年率4.5%はコース内の下限。実際の値とは異なります。

これでもまだカードローンはヤバいとか言っていられますか?今すぐ借り換えるほうが賢いのは明らかですよね。

リボ払いに関するその他の知識・Q&A

リボ払いにするとポイントが数倍になるなど得という触れ込みがある場合があるが…

ポイントがどれだけ多くなるかとリボ払いにすることで発生する手数料のバランスを見る必要がありますが、イチイチ細かく計算して見張るのは大変です。

また、細かく見張り続けることは割にあう行為とは言いにくいです。デイトレードのように見張り続けてリターンが大きいものなら割にあうのでしょうけど。

リボ払いを利用しなければ、現金払いよりは確実に得できているわけですから、損になってしまうかもしれないようなことを下手にしないほうが無難です。

また、クレカの公式サイトにはリボ払いの便利さがもっともらしく書かれていますが、それは定められた金額での返済をストレスなく問題なくし続けることが出来る人の場合の話です。

リボ払いにすると得…というのはほとんどの人にとって幻想であることを肝に銘じましょう。

一括払い、分割払いとリボ払いの違いとは?

一括払いには手数料はかかりません。ポイントが貯まるシチュエーションならば、ポイントだけが貯まるので現金払いよりも純粋に得できます。

分割払いはカードにより分割する回数により異なりますが、手数料がかからない場合と、かかる場合とあります。ちなみに楽天カードの場合、分割2回なら手数料無料です。

分割払いとリボ払いの大きな違いは…

取引事に扱う。

20万円の腕時計を6回の分割払いにした場合、6か月間の間、腕時計20万円分の「元金+実質年率」を支払い続けます。

その間、30万円のカバンを6回の分割払いにした場合、カバン30万円分の「元金+実質年率」を支払い続けます。

リボ払いだと腕時計分とカバン分は合算されて利用残金として扱われます。

しかし、分割だと、それぞれの取引が独立したものとして扱われるということです。

分割回数に限度あり。

また、分割は楽天カードの場合36回まで。それぞれの取引が独立しており、さらに、分割回数の範囲内での利用なので、利用者は自らの状況を把握しやすいです。

一方リボ払いは、先述の300万円のように月4万7500円を25年払い…みたいなとんでもない状況まで、もしくはそれ以上まで本人の自覚なしに引っ張り続けることが出来てしまいます。

MEMO
リボ払いにはやはり怖さがあると言わざるを得ませんが、分割払いが正義というわけでもありません。

節約目的でクレジットカードを持つことをおすすめしている筆者としては分割払いも推奨しているわけではありませんのであしからず。

同じクレジットカードで天と地ほど違うものが設定一つで出来てしまいますのでクレジットカードは便利だけど怖いものですね。

住宅ローン、自動車ローンとの違いは?

住宅ローン、自動車ローンもリボ払いと同じでしょ?借金でしょ?リボ払いだけ悪だというのは納得できないという方は多いかもしれません。

確かにその通りです。住宅ローンも自動車ローンも借金です。

ただし、実質年率が違います。

住信住友ネット銀行を例に出しますと、

  • ミスター自動車ローン:年1.525%~3.725%
  • 住信SBIネット銀行のフラット35:年1.31%
  • 住信SBIネット銀行のフラット35S:年1.06%
  • 三井住友信託銀行のネット専用住宅ローン変動金利新規借入:年0.457%
  • 三井住友信託銀行のネット専用住宅ローン変動金利借換え:年0.428%
※2018年9月4日現在
参照 住信住友ネット銀行

楽天カードのリボ払い15%と比べると全然違います。とはいえ、借金には変わりないですし、実質年率が小さくても、額が大きい分、返済額はそれなりの額になってしまいます。

ただ、日本は、車を持つ、家を建てるというのは、一種のステータスのように扱ってきたような傾向があります。

  • 高校を卒業して車に乗るようになったら大人の仲間入り。
  • 結婚して家を建てたら一人前
…みたいに思う年配の人がいまだにたくさん存在します。特に田舎には。

右肩上がりの高度経済成長、年功序列、終身雇用…がもはや過去のものとなる現在では、上述の価値観に流されるように、自動車ローン、住宅ローンを組むのは若干危険です。

ただし、住宅ローンは住宅ローン減税制度(税金面で得)があったり、団体信用生命保険(家族に家を残してあげられること確定)があったりもしますので、賃貸か持ち家かの議論は結局平行線であることが多いです。

住宅ローン減税制度

  • 毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除
  • 所得税で控除しきれない分は住民税からも一部控除
  • 住宅ローンの借入れを行う個人単位で申請
  • 消費税率の引上げにあわせて大幅に拡充
引用元:国土交通省すまい給付金>制度内容について詳しく知る>住宅ローン減税等の税制拡充について | 住宅ローン減税制度の概要

団体信用生命保険
住宅ローンの返済期間中にお客さまに万一のことがあった場合に、保険金によって住宅ローンの完済を行うことを目的とする団体保険商品です。
引用元:住信住友ネット銀行

かくいう私は、このような知識なしに、なんとなく妻や親のいうがままに住宅ローンを組んでしまいました(涙)。

今現在は結構辛い思いしてます。でも…答えが出るのはもう少し先のことな気がしてます。

話しはリボ払いに戻りますが、リボ払いは実質年率が高いですし、また、利用目的の多くは我慢しようと思えばできるいわゆる贅沢品であることがほとんど。

リボ払いにおける様々な状況を見ると、リボ払いが自動車ローン、住宅ローンよりもひどい扱いを受けていることも納得できます。

ただし、どれも借金であることを我々は忘れてはいけません。

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