ショッピングモールでの買い物が海外旅行で一番好きという方も一定数いらっしゃることでしょう。
今回は、海外でのショッピング(買い物)で得できるおすすめのクレジットカードについて解説します。
サルパパ
目次
手元にあるクレジットカードをとりあえず持っていけばそれでいいのか問題。
海外旅行にクレジットカードを持っていくこと自体のメリット・デメリットについては、以下のコンテンツですでに説明させていただいております。よろしければ参考にしてみてください。

こちらは、快適に海外旅行するということに焦点を絞った記事でした。より得をするという情報は含んでいませんでした。
今回は、その”得をする”ということに焦点を絞ってクレジットカードを選び、解説します。
クレジットカードの還元率は、一般的に良くても1%強ですが…
クレジットカードの還元率は、一般的に良くても基本的には1%前後ですが…海外での利用に限って還元率が高いクレジットカードがあります。
学生専用ライフカード
- 年会費:無料
- 国際ブランド:Mastercard、JCB、Visa
- 還元率:0.5%
- 海外ショッピング利用5%キャッシュバック(要事前申込)。年間最大5万円。
- 申し込み条件:満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の人(高校生除く)。
- 海外旅行保険:自動付帯。海外旅行傷害保険最高2,000万円。
- 海外サポートLIFE DESK(日本語デスク)無料利用可。
- カード会員保障制度:万が一の盗難・紛失・不正利用の損害をライフカードが負担。
通常、還元率分だけがポイントとして貯まるところですが、海外ショッピングでの利用ならば、5%のキャッシュバックがある。
年間最大5万円なので、海外での買い物年間100万円までが5%キャッシュバックの対象という事。
海外旅行に行く学生は是非持っておくべきクレジットカード。
基本的な還元率に関しては、それほど高くないですが、年会費が無料なので、海外旅行目的でとりあえず作っておくだけでも十分価値があるクレジットカード。
とはいえポイントが最大25倍のオンラインショッピングモール「L-Mall(楽天、yahooショッピングなどあり)」というのが利用できますので、ネットショッピングを上手に利用すれば、海外旅行以外でもそれなりに持っておく価値はある一枚です。
ライフカード Stella
- 年会費:初年度無料。次年度以降1,250円(税抜)170サンクスポイント(利用額17万円)で年会費無料コースに応募できる。
- 国際ブランド:JCB
- 還元率:0.5%(1P5円相当)
- 海外ショッピング利用3%キャッシュバック(要事前申込)。年間最大2万4千円。
- 申し込み条件:日本国内に住んでいる18歳以上(高校生を除く)かつ電話連絡が可能な人。
- 海外旅行保険:自動付帯。海外旅行傷害保険最高2,000万円。
- 海外サポートLIFE DESK(日本語デスク)無料利用可。
- カード会員保障制度:万が一の盗難・紛失・不正利用の損害をライフカードが負担。
年間最大2万4千円。海外での買い物年間80万円までが3%キャッシュバックの対象という事。
ライフカード Stellaは、「子宮頸がん・乳がん検診クーポン無料プレゼント」があり、女性に嬉しいクレジットカードサービス。
女子旅をする人をターゲットにしているように見受けられます。
学生ライフカードと同様にL-Mallを上手に活用すれば、国内利用でも還元率で得できることは多いです。
ネックなのは年会費ですが利用額次第(年間17万円以上)では、年会費も無料になりますので、楽にクリアすることが出来、精神的負担を感じない人にとっては問題ありません。
学生ライフカードが残念ながら対象外の方は、次の一手として検討する価値がある一枚です。
注意点としては、JCBしかないこと。日本人にお馴染みの観光スポット・ショッピングモールなどで困ることは少ないと思いますが、VISAも持っていった方が盤石なのは言うまでもありません。
Orico Card THE WORLD
- 年会費:初年度無料。2年目以降は9,800円(税込)。(家族会員は永年無料)。
- 国際ブランド:mastercard
- 還元率:1.0%(海外利用分ならば2.0%)
- 入会後6か月間はポイント還元率2.0%、海外利用分の還元率3.0%
- 申し込み条件:原則年齢20歳以上。安定した収入がある人。
- 海外旅行保険:自動付帯。海外旅行傷害保険最高5,000万円。海外航空機遅延保険最高10万円。
- 空港ラウンジ無料サービス、空港宅配無料サービス、日本語案内海外デスクありなど。
- 紛失・盗難保障付帯。
Orico Card THE WORLDは海外へ行く人向けのゴールドカードといった位置づけのクレジットカード。
- 入会後最初の6か月は海外利用での還元率が3.0%。
- ゴールドクラスならではの海外旅行保険の手厚さ、ラウンジ利用など快適さ・リッチさを感じることが出来るサービス。
が特徴。1年目は年会費無料なので、リッチなサービスを堪能したいという人は持っておいてもよいでしょう。しかし、2年目以降のことを考えておく必要はあります。
2年目以降の年会費のわかりやすい損益分岐ポイントとしては、毎年海外に行って50万円以上カードを利用するかどうか?ですね。
とはいえ50万円の2%で1万円ということなので、年会費をペイしたら手元には200円しか残らない計算となります。
ですから、還元率が良いからと言っても、金銭的に得をしたいという人には、不向きなカードと言えます。ゴールドカードクラスですからね…。
海外旅行向けというアピールは、「海外旅行保険の手厚さ」、「ラウンジ利用」、「手荷物サービス」などでされることが多く、キャッシュバックや還元率アップといったあからさまな”得さ”でアピールされるケースは少ないです。
そんな中、上記3枚のカードは、”得さ”に焦点を絞った数少ない海外旅行で得できるクレジットカードと言えます。
ただし、特にOrico Card THE WORLDに関しては、(海外での)カード利用金額が少ない場合、むしろ損してしまう場合もありますので注意が必要です。
一方、Orico Card THE WORLDは、還元率が変わるだけですでの「キャッシュバックなしで海外利用でのポイント還元」。
です。更には、年会費も考えないといけませんので、得ということだけ考えたらライフカードのサービスが、よりそういった目的の方に向けたサービスを提供してくれていると言えます。
ハワイ・韓国・シンガポールなど海外でのショッピング(買い物)で得できるおすすめのクレジットカードについてまとめ
海外旅行での利用に限ってお得な設定になっているクレジットカードが存在しています。
申し込み条件や年会費などチェックすべきハードル・ポイントはありますが、先述のシュミレーションを目の当たりにすると、ないがしろにはできないですよね。
申し込み条件を満たせていないクレジットカードの場合は諦めるしかありませんが、年会費に関しては、自らの今後の予定と照らし合わせた上で、海外旅行でメインで利用するクレジットカードを最も還元率が高い、キャッシュバックのあるものを所有するというのを検討する価値は十分にあります。
また、盤石の体制という面では、複数のクレジットカードを準備しておく必要があり、更に言えば、VISAカードは必ずその中に入れておきたいところ。
本記事で取り上げたカードの中では学生専用ライフカードしかVISAがありませんでした。

こちらのページを参考にVISAも用意しておきましょう。
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