実例から学ぶ人脈の大切さ・作り方・広げ方。人脈を軽視してると40代からジリ貧になっていく。

あの時、人脈の大切さに気が付かなかったら…俺は今、生きてはいなかったかもしれない…

人脈の作り方を考えるなんてナンセンス。でも、人脈を軽視してると40代から厳しくなる。20代、30代の頭の切れるイケイケさんが知っておくべき人脈の話。

「人脈の作り方は…?」などということをテーマにした話になると、途端に「そんなもの…バカか!」と突っぱねてしまう…そんな人は一定数います。

かくいう私もそういうクチでした。

  • 人脈の作り方とかいう前に、自分のことを頑張れよ。
  • 人脈なんてあったって活かしようがないよ。
  • 結局、最後に頼りになるのは自分だけ。他人は人を助けたりはしない。

こんな風に考え、意地を張り、虚勢を張り、20代、30代を必死になって生きてきました。でも、40代になって気が付きました。

人(人脈)を大事にしていた人は、ここから一気に花開き、そうではない人はここからどんどんジリ貧になっていくのだなと。

今回は、20代、30代の頭の切れるイケイケさんが知っておくべき人脈の話をしたいと思います。

このことを知っておくだけでアナタの人生は、バラ色になるに違いありません。

サルパパ

目次

人脈が大事なのだと40代になって初めて痛感した私の実体験

私自身の話しになりますが、私は、29歳の時に、独立し、個人事業主となり、その数年後に、法人化し、1人社長として今まで生きてきました。

  • 自分の能力と才能で生きていく(生きていける自信がある)。
  • 頼れるのは自分だけ。

そういう風に考えていました。また、人付き合いは苦手ではありませんでしたが、その意義にピンとくることはなく、ずっとそれを軽視していました。

人脈なんて能力の無いヤツがすがるものでしょ?俺は、自分の才能と力で勝負できるからそんなの関係ないね!

独立した当初、そして、仕事が順調だった時は、それでも問題ありませんでした。今のこの成功は、自分の能力と才能によるものだと信じて疑わず、「頼れるのは自分だけ。そして、それは間違っていない。」という思いをどんどん深くしていきました。

しかし、諸行無常なこの世の中。いつまで、順調であり続けられるわけがありません。

今思えば当然ではありますが、私の仕事も何度となくピンチの局面を迎えることとなりました。

その都度、私は必死になって、自分の力で何とか何とか凌いできました。そういった何とか何とか凌ぐ…ということをくり返すうちに、いつの間にか私は40歳になってしまっていました。

自分だけの力で視野が狭い状態でピンチを凌ぐことをくり返していると…

  • 結構なピンチなのに、その状況に悪い意味で慣れていってしまいます。
  • 精神的に消耗してしまいます。
  • インプットが圧倒的に不足してしまい、成長がストップしてしまいます。
  • 年齢的に若くはないことを自覚し、また、独立したての頃と何も変わっていない、もしくは、退化してしまっている自分に愕然とします。
  • あれだけ自信に満ち溢れていた自分への信頼が揺らいできます。
  • 20代、30代の頃のような勢いがない、頭も固くなってきている…。第一線で戦い続けて勝ち続けることは難しい…。

などということになっていきます。そういった状況に自らが陥っていることに気が付くようになります。

もしかして俺、ジリ貧なんじゃ…?

良くないなとわかっていながらも…なまじ何とか仕事で凌ぐことが出来ていると、今までのやり方を変えようという風に決意する機会は訪れません。

しかし…私には幸運か不運かその機会が訪れてしまいました。

何とか凌いできた仕事が絶望的なほどに壊滅してしまったのです…。

今までの凌げてきたというのは、何とか生活が出来るレベルであったということ。それが壊滅するということは、

  • 生活できるレベルのお金が入ってこなくなることがほぼ確定的。
  • その壊滅的な状況を改善できるかどうかが完全に不透明である。

ということ。ここまでの状況に追い込まれてしまうと、何かしら行動を起こすしか生きていく道はありません。

私が起こした行動…それは、「困っている旨を伝えて、仕事をもらう。」ということでした。

やるしかないっ!

何とか凌いでいるという状況の段階から、少しでも状況が変わったら自分は危なくなるという自覚は持っていました。

なので、具体的にどう行動すれば良いのかわからなくともあがいていました。そのあがきの一つとして、異業種交流会にも数回参加したことがありました。

数回参加した異業種交流会の中の1つで、お話しさせていただいたAさんという方が、「とあるイベントを定期的に開催している。」と言っていて、それに興味を持った私は、「私もそのイベントを開催できるようになりたいから色々教えて欲しい。」とお願いをしたことがありました。

すると、Aさんは、そのイベント開催を総括する団体を紹介してくれ、流れで私はその団体をマネージメントする会社の社長Bさんと話しをする機会を得ました。

この社長Bさんは、人当たりが良く、思慮深い印象の方。なんとなく、運命の出会いのように思えたのを今でも思い出します。

色々と雑談もさせていただいたのですが、彼には色々な人が彼を頼って仕事を持ってきているようで、それを一つ一つこなしていったら自然と会社が大きくなっていってしまった…みたいなことを言っていたのが印象的でした。

私は、社長Bさんの主催する団体の会員となり、イベントを1度だけ開催させてもらう事が出来ました。しかし、その後、2度目のイベントを開催することはありませんでした。

それには色々と理由があるのですが、一言で言えば「採算を合わすことが出来なかったから。」です。

とはいえ、私は、一連のやり取りを全て真剣に行いましたし、誠意ある対応を心がけてました。

私の仕事が壊滅的状況に陥ったのは、イベントを開催した1年後くらいのことでした。

イベントを開催しなくなってからは、社長Bさんとは特に連絡をとってはいませんでした。

過去の雑談から、社長Bさんの元には私が羨むような仕事が山ほど舞い込んでいるのに、出来る人がいないから外部の会社に横流ししているということも知っていました。

俺、めっちゃ自信あるのになんで俺には話が回ってこないのだろうか…?

1年前の私は、対等な立場で、もし良かったら、条件が合えば私にも仕事をいただけると嬉しいです。というようなニュアンスで社長Bさんと話をしたのですが、今回は、そんなことは言ってられません。

困っている旨を正直に話して、彼の下という立ち位置でもいいから、「仕事が欲しいです!」と言おうと決心しました。実際、そのように、社長Bさんに伝えたらどうなったか…

仕事が欲しいです!と言った時のやり取りの一部。
私:以前、私のサービスの仕様書をお渡しさせていただいたと思うのですが、実は、仕事の方が芳しくなくて、どのような形でも構いませんし、社長Bさんが”ここを変えてくれたら仕事をまわしてあげられる”ということがあれば、修正しますので、正直に言っていただくことはできませんか?

社長Bさん:う~ん。前からなんですけど、私、その辺のことに疎くて細かなこと全然わからないんですよ。だから、何をどうお願いしたら良いかも全然ピンと来てないんですよ。だいたい、そのあたりのことは、Cっていう社員がいて、彼に全部任せてあるから…。

私:では、Cさんと一度、この件に関してお話しさせていただくことはできませんでしょうか?

社長Bさん:それは是非。大丈夫ですよ。

という流れ…。私は、この後、Cさんとアポイントを取り、Bさんの会社に舞い込んでくる話の中で、私がこなせそうな案件を下請け・小間使いのような形で仕事をいただくことが出来るようになりました。

報酬は、いきなり私の方からいくら…というようなことは言わないようにしてました。仕事をこなしていく中で、様々な会社へ訪問する機会が増え、真面目に仕事し、喜んでもらうことで着実に私の顔を広めていくことができました。

「サルパパ(私)さんは、キチンとしている人だ。」

仕事上の付き合いで、そういう風に思ってくれる企業が増えたら…私が今後再びピンチを迎えた時に…「困ってます。仕事回してほしいです。」と頼めば、誰かが仕事を回してくれるかもしれない…。そう感じました。

コツコツと着実に仕事をこなしていくと、Bさん、Cさんと接する機会は増え、更に、お互いの信用・相手に幸せになってもらいたいという気持ちはどんどん高まっていきました。

頓挫していた私のイベント開催…。Bさんの立ち位置上、もっている情報・アドバイス・バックアップなどもいただくことが出来、1年以上後にはなりましたが、2回目のイベント開催。大盛況。

その後は、イベントは定期開催していて、ささやかながらも私の収益源の一つとなりました。

この一連の出来事…これは、人と人のつながりがなせるワザ。人脈によるものだと感じました。

勢い、頭のキレ、時代についていく柔軟さ等々は年々衰えていってしまうもの…。

匠の技…これは積み上げていくことができるかもしれない。しかし、諸行無常の世の中で、無条件に着実に積み上げ続けることが出来るとは限らない。

私の場合であれば、SEO、検索エンジンでの上位表示だ。

グーグルは年々進化を辞めることなく成長し続けていて、「一年前の常識は今の非常識」なんてことはやま程ある世界だ。こんな中で小手歴の技を匠の技として積み上げていくことは仕組み上不可能であると言ってもよいだろう。

こんな世の中で、積み上げ続け、良い連鎖を雪だるま式に起こし続けていける要素がある。それが人の信用・人脈なのだと痛感したのであった。

素晴らしい出会いを探し求め続け、良い出会いだと思えば、誠心誠意信用に値する対応を心がける。それを続ける。そうすることで、着実に積み上げる事が出来る何かがある。

それこそが、価値ある人脈という目に見えないものなのではないだろうか?

私の経験談の中で…人脈の大切さを理解する上で抑えておきたい重要なポイント。

  • 若さは永遠ではないということを自覚する必要があるということ。
  • 人(人脈)を軽視しているとインプットが恒常的に不足してしまうということ。
  • プレイヤーとしての衰えは必然。だが、衰えても自らが右肩上がりであり続けるには人脈が必須であるということ。
  • お金を貸してくれと頼むのは嫌がられる場合がほとんどだが、人に仕事が欲しいと頼むことは悪いことではない。
  • 人脈があれば、仕事欲しい、まわして欲しいと頼むことが出来る。
  • 良質な人間関係において虚勢を張る必要はない。
人は1人では生きていけない。

このことを若く勢いがあるうちから理解していれば、自らの能力の低下に比例するように、幸福度(金銭的・時間的・精神的なゆとり等)が低下していくことはありません。

サルパパ

人脈を大事にするメリット

ショートカットさせてもらえる

私の実体験を見ると…Bさんの所には私が欲している仕事が溢れかえっていました。

Bさんのところにそういう仕事が溢れかえっていたのは、Bさんが今まで積み上げてきた人脈によるもの。

私が人脈の重要性に気づき、ゼロから、同じような仕事にありつこうと思えば…気が遠くなるような地道な活動が必要となります。もしくは、どうあがいてもその仕事までたどり着くことはできないかもしれません。

しかし、Bさんに誠意をもって接し、Bさんからの信頼を勝ち得ることで、Bさんの所に舞い込んでいる仕事に”私が”出会える場合があります。

これは、Bさんとの人脈が仕事への道筋をショートカットさせてくれたということに他なりません。

自分だけが得をしようと考えるわけではありません。お世話になっているBさんのために、Bさんの顔を潰さないように、Bさんに迷惑をかけないように…という責任を背負うことになるのです。

しかし、これはデメリットではありません。そういった責任ある役割を果たし続ける事で、自分しか得ることが出来ない信頼関係を構築することが出来ます。

キレママ

人脈がある場合とない場合の違い

スペックで比較というリスクを大幅に軽減することが出来る。

インターネットが発達し、何でも、わかりやすく比較できる環境にある現代。

例えば、私が月額10万円のサービスを会社Dに提供していたとします。

会社Dの社員が、インターネットで

  • 私の提供するサービスよりも優れたサービス
  • 私の提供するサービスよりも安いサービス

を見つけたら…新たに見つけたスペックに勝るサービスに乗り換えるという行動に出ても不思議ではありません。

しかし、ここに人脈の要素を絡ませると、スペックで劣っていても乗り換えられるという行動へ対し、抑止力が働きます。

  • サルパパ(私)さんは他でも色々よくしてくれているから、関係をここまま保ちたい。だから、乗り換えるべきではない。
  • サルパパ(私)さんは何かをお願いしたら、キチンと対応してくれて安心感があって気持ちも良い。新たなサービスは安いかもしれないけど、そのあたりが不透明だ。
  • サルパパ(私)さんの人脈・人間関係を断ってしまうのは総合的にマイナスだ。多少高くても、彼のサービスを継続するのがベストだ。

など。常に日本一、世界一のスペックであり続けることは、非常に難しいこと。それが無理だとしても、人脈を意識して日頃から行動していれば、「解約のリスク・お客離れのリスクを大幅に低くする」ことが可能です。

人脈を軽視しないことが、優秀なライバルに差をつける決定的な要素となる。

絶対というわけではないですが、

  • 事務処理能力に優れた人
  • 頭の回転の早い人

の中には、周囲を蔑み、自らの能力に酔いしれてしまう人がいます。

そういう人は、

  • 何でも自分がやれば一番優秀(他人には任せられない)!
  • 1人で生きていける!

などと思ってしまいがち。ここからは人脈を意識しようとする様子は伝わってきません。

周りの人間がバカに見えてしまっていては、周りの人間(人脈)を大事しようという風には思えないということ。

ここが、いわゆる優秀な人の弱点。もし、アナタが優秀だと言われている人に勝ちたければ…相手が軽視している人脈を重要視することで道を開くことが出来ます。

人当たりだけで上場企業でどんどん出世していったFさんの話
私は、20代前半の会社員時代…某上場企業に勤務していました。

私のオフィスには、二人のほぼ同列の上司がいました。

1人は私の直属の上司Eさん。事務処理能力に優れ頭の回転の早い人でした。しかし、それゆえ、周囲を見下し、私をはじめとした部下のほとんどは日々罵声を浴びせ続けられていました。

もう一人は私とは別のシマの責任者Fさん。彼は仕事が出来るというタイプではありませんでした。というよりもむしろ、何もしていませんでした。

ですが、周囲を見下し、罵声を浴びせるようなことはしませんでした。周囲はFさんを助けなきゃという思いで、能動的に仕事をこなし、チームとしてはいいチームにまとまっていました。

私が会社を辞めてから…上場企業なので人事異動を見ることが出来るのですが、たまに、Fさんの名前を見つけることが出来ます。Fさんはその会社で着実に出世していっているようでした。

一方Eさんの名前は見たことはありません。普通に考えて、俺が一番優秀なのだと周囲を蔑み、活かすことが出来ない人間が、より多くの人の上に立つ立場(出世)へと上がっていくのは不自然ですよね…。今でも、現場で周りはバカばっかりだと愚痴りながら、あくせくと働いているのでしょう…。周りからは、老害だなどと煙たがられながら…。←これは想像にすぎませんが。当たらずも遠からずだと思います。

これは人をどう扱うかの差が顕著に出た例と言えるでしょう。

良い例とは言い難いかもしれないけど…
政治の世界は人脈が大事な世界だと言われます。

国会答弁や、失態を晒して弁明に追われている政治家を見て…

「なんでこの人が政治家で出世しているんだ。もっと優秀な人が世の中には山ほどいるだろ…。」

と思ったことがある人は多くいることでしょう。

なぜ、そんなダメそうな人が出世できているのか…?それは、人のつながり(人脈)を重要視し、そこへの配慮に全力を注いできたから。という場合があります。それゆれ、それ以外の能力はからっきしな場合も。

そこに全力を注ぎすぎて、元来持っていた能力を退化させてしまった場合もあるでしょうね。

政治の世界の話は極端かもしれませんが、それ位、人脈は立身出世に大きな影響があるということですね。

参考文献 頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

人脈の作り方をはき違えてはダメ!人脈を広げる際の注意点

退職は人間関係の始まりだと心得るべし。

どこかの会社で働き、退職する…あるいは、退職する人を送る…。そういった機会に取るアクションは人脈の拡がりに大きく関わってきます。

  1. 今後、関わり合うことのない、お互い忘れ去ってしまう存在なのだからと軽く扱うのか?
  2. 仕事を通じて、共に苦しみ・共に喜び合った間柄だからこそ、分かり合えること・信用しあえることがある…。この特別な縁を大事にすべきと考えるのか?

人脈を広げることだけ考えたら、2.の方が良いのは誰もが納得するところでしょう。

その後もたまに連絡を取り続ければ、

  • ナチュラルな異業種交流。情報交換が可能になります。
  • 仕事で行き詰った時に、アナタを良く知る”外野の人間”として、最高の相談相手となってくれます。
  • 退職・独立・起業など、何かの際に力になってもらえることがあるかもしれません。

仕事という極限状態の中で、関わりあった間柄だからこそ分かり合える関係をしっかりと活かすべき。後からそんな間柄の人間を作ろうと思っても作れるものではありません。

今は、line、ツイッター、チャットワークなど気軽に連絡先交換して音信不通になることを避けるツールがたくさんありますので、それらを上手に活用すると良いでしょう。

ご無沙汰してます!久々に色々お話ししたいなと思って…今度、ご飯とか一緒にどうですか?

もう関係ない人間だと思われているかもしれないなどと勘ぐったり、照れてスカした対応をし、奇跡のような人間関係を台無しにしてしまわないようにしましょう。

「退職するから人間関係は終わり…」にしてはいけません。

失礼なことをしない。

良い人脈を作り、広げていくのに、「信用」は最も大事なこと。

私自身、若かりし頃にしてしまった失敗でもあるのですが…安易に何かに誘って信用を失うようなことをしてはいけません。

  • 次の職場での売り上げアップのために、旧職場から連絡を取り続けていた元同僚を誘う。
  • 友人から誘われたマルチレベルマーケティングに親切心から中途半端に足を踏み入れ、よくしてくれていた前職場の上司に話を持ち掛ける。

どれも私が犯してしまった、悔やんでも悔やみきれない過ちです。

その当時は、それなりに真剣で、それなりに追い込まれた状況ではあったので致し方なかったのかもしれないという考え方もできますが、「相手のことを考えず、自分のことだけを考えて安易に行動した結果、信用を失い、それまで育んできた信用・人脈を一瞬で壊してしまった」のは事実なのです。

自分のことだけではなく、相手のことまで真剣に考えていたならば…きっと、中途半端な誘いをすることは無かったと思うし、その誘いが真剣に自分のことも相手のことも考えた誘いであったなら、関係が壊れることは無かったはずです。

人脈を悪用しようとしてくる人間には注意!

前項とは逆の立場となったときの注意点ですね…。これも私自身、2度経験があります。

ケース1
私が退職し、独立したての頃…前職場の社長の友人Gさんが私に連絡してきました。

Gさん「サルパパ君。良い広告があるんだけど…」

私は、乗り気ではなかったものの、お世話になった前職場の社長の友人だからと断ることが出来ず、それほど意義を感じることが出来なかった割高の広告を利用することになりました。

ケース2
Gさんと同じく、前職場の社長の友人Hさん。

  • Hさん「久々に話したいな。空いてる時間ある?」
  • 私「ありがとうございます!是非!」
  • Hさん「了解!じゃぁ●日●時に●●で!その時、知り合いも連れてくね。」
  • 私「ん???」(でも、もう約束しちゃったしな…)

当日…Hさんは、目をギラギラさせた50歳くらいの女性を同伴して参上。私に、50万円する健康器具を売りつけようとマシンガントークが…。

何とか、断ることが出来ましたが大変な目に遭いました。

私自身、悔いているとはいえ、逆の立場になったこともあるので、Gさん、Hさんを完全否定することはできませんが…。

人脈を自分の利益のことだけしか考えず、食いものにしようという人がいるので注意が必要です。

ちなみに、これら誘うエピソードも誘われるエピソードも全て20代の時の話。当時はまだ、「人脈」と言うものを今ほど理解できていませんでした。

判断基準は難しいですが、「お互いにとって良い話でお互いのことを思いあっている関係かどうか?」をチェックすると、その人脈(人間関係)の価値を測るヒントになります。

人脈は大事ですが、それは良い人脈の話。悪い人脈はアナタに害を及ぼします。違和感・危険を感じたらサクッと切ってしまうのが賢明です。

今振り返ってみると…HさんもGさんも…挨拶をしたり、他愛の無い会話をする程度の間柄で…仕事を通じてお互いを信用しあうようになった…というわけではありませんでした。

このように、それほどの間柄でもなかった人から何故か連絡が…という場合は、怪しいと考えて間違いないでしょう。

サルパパ

マメに連絡する必要はない。

私自身、人脈について、意味がわからず、とりあえずと異業種交流会に参加していた時に、出会う人の中に一定数いる人。

普通に名刺交換して、話しをし、line交換もする…。

その後、不定期に、「その後いかがお過ごしですか?」みたいな具合で、

  • 私がどう返事していいか?
  • この流れでどういう話に発展していくのか?

何かの人脈作りセミナーで言われていたことをそのまま頑張っている人に遭遇することがあります。

正直、この頑張りは、無意味どころかマイナスでさえあります。

「さした用事もないのに、こちらが返すのに困るような連絡をしてこられると迷惑だ。」ということ。

人脈は、名刺をばらまいて、顔を覚えてもらうためのフォーローアップをマニュアル通りにすれば広げていけるというようなものではありません。

この浅くて薄い活動の先に、「仕事が欲しいです。」と言って、この人ならばと…重要で、だからこそそれなりに割の良い仕事を回してもらえる未来があるのか?をチェックしてみると良いでしょう。

SNSを活用

マメにlineでさした用事もないのに連絡をすることは、マイナスにさえなり得ると書きましたが、それは

  • こちらが、アクションを起こさなくてはならないから。
  • 他愛もないアクションを起こすのが相手にとって苦痛な場合があるから。

そうではなく、「facebookの投稿にいいね!をする。」であれば、マイナスに作用することはまずなく、相手に良い印象だけを与えつつ、自らを覚え続けてもらう事が出来ます。

いいね!されれば基本嬉しいものですし、いいね!してくれてありがとうなどとアクションする文化はSNSにはありませんから面倒だと感じさせる行為でもありません。

ただし、その適切な頻度に関しては、ケースバイケースですので、機械のように何でもかんでもいいね!しまくるのが良いとは限りません。

また、投稿にコメントをするのもケースバイケースです。良かれと思ってコメントしても、迷惑だと相手が感じるケースもあります。

「いいね!」してくれるのは純粋に嬉しいものよね…

年賀状はありなのか?

付き合いを繋ぎとめておく上で年賀状のやり取りも良い方法手段の一つです。

とは言え、最近は、年賀状を利用しない人も増えてきているので、そのあたりは、人を見て判断する必要はあります。

その人に対し、年賀状が有効であると判断したなら、恥ずかしがらす、自意識過剰にならず、誠意をもって年賀状を送り続け、やり取りを続けると良いでしょう。

お中元・お歳暮は?

これと言って具体的に仕事での関わりがないのに、何かしらの品物を送るのは不自然ですし、コスパもよくありません。

また、こういったものを送ることは相手に気を使わせてしまうことにもなり、モノを一方的に上げれば評価が単純にあがるものではないことは理解しておくべきことです。

お世話になることが増え、自然発生的に、「あの方にお中元・お歳暮を贈りたい」という気持ちとなり、行動に移す流れが、送る側にとって受け取る側にとっても自然で心地の良いやり取りです。

人脈の作り方・広げ方のコツ

活かすお金の使い方を心がける

「お金を浪費してはダメ。活きるお金の使い方をしなきゃダメだよ。」

私が、20代の頃に知り合った、社長Oさんがいつも言っていた台詞。

社長Oさんの主張
例えば、安いからと言って、チェーン店の牛丼屋に週3回入るとする…。絶対とは言い切れないけど、それは、活きたお金の使い方とは言えないんだよ。

では、少し値が張るけど個人で営む食堂に週3回入るとする…。週3回も通っていれば、立派な常連だよね。店主にも顔を覚えてもらえるよね。どんな仕事をしているかなど軽い話くらい出来るようになるよね。

  • 何かのイベントを開催する時など…チラシを置かせてと頼めば快諾してくれる可能性出てくるよね。
  • 仕事でこんな関係の人を探してるんですよね…と雑談したら…「それなら、お客さんのKさんがそういう仕事してるよ…」などと話しが広がることがあるよね。

数百円をけちって週3回のお金を支払う機会をチェーン店で掛け捨てで終えてしまっていてはこうはならないよね…。

お金を使う時は、活かすお金の使い方を心がけるべきなんだよ…。

現代においてお金を使わず、全てを自給自足で生きていくのは無理。どうせお金を使わなきゃいけないのだったら、人脈に活きるお金の使い方をするべきだということですね。

全然難しいことじゃなく、そういったことに繋がるであろうところに利用をチェンジするだけでこれは可能になります。日頃、頑張る必要などなく、定期的に礼儀正しくサービスを利用しているだけで、人脈の広がりの可能性を手にすることが出来るというわけです。

いきなり、頼まれごとしても聞き入れてもらうことは難しいですよね。お客さんポジションの相手が優しく接してくれる間柄を上手に活かすことは人脈作りにおいて要領の良い作戦の一つです。

お客さんから入って仕事に繋がった話
私が家を建てるのに、土地を探していた時のこと。「これはっ!」という土地を見つけたので、その土地を扱う不動産屋Tさんに行き、そこからやり取りが始まることに…。

その不動産屋さんは、従業員を多数抱えているような会社ではなく、家族経営のこじんまりとした不動産屋さんでした。←この時は狙ってそういうお店をチョイスしたわけではありませんでしたが。

条件・価格などの交渉を何度かしているうちに、雑談もするようになっていきました。

  • サルパパ:実は私も一人社長でして…
  • Tさん:そうですかぁ…。お互い色々大変ですよね~。

と言った具合に…。私は、HPの制作・運営・保守のサービスもしているということを雑談の中で自然の流れで話をしました。

土地を購入し、家が建ってからしばらくして、Tさんから電話があり…

  • Tさん:今、東京の会社に月●万円でHP運営をお願いしてるんだけど、遠いしちょっと高いからさ…。サルパパ君なら近いし話できていいし、月■万円で出来る?
  • サルパパ(私):勿論です。ありがとうございます!喜んでやらせていただきます!

Tさんに対しては、特に人脈を意識して接していたわけではありませんでしたが、お客ポジションだったから、色々と込み入った話を自然とすることが出来たし、サルパパ君の利益にもなって、自分も得になるなら、サルパパ君に頼んでみようかな…という風になったのでしょう。

それから、5年以上経ちますが、いまだに、解約することなく、私のHP運営保守サービスを利用してくれています。私は、Tさんからの依頼・要望があれば、誠意をもって対応するように心がけてきました。

探せば、私のサービスよりも安いサービスは山ほどあるのに、私のサービスを利用し続けてくれているのは

  • 元々、お客さんだったから、竹を割ったように乗り換えしにくい。
  • Tさん自身が横のつながりを理解している人である。

などあるでしょう。不動産の売買と言えば、高額な取引ですから、信用・信頼は重要なビジネス。だからこそ、そのあたりは意識して、大事にされているのかもしれないなと感じた出来事でした。

簡単手軽に連絡を取り合える連絡手段を自然に確保する

人が疎遠になってしまうパターンの一つが、相手のことを気遣い過ぎてしまい、連絡することを躊躇・先延ばしにしてしまっていたら…それがかなりの年月となり、結果疎遠になってしまうというパターン。

こういったパターンを予防するのに、簡単気軽に連絡を取り合える連絡手段を確保しておくことが重要です。

ライン交換・チャットワーク交換などがそれにあたります。

ただし、誰彼構わずいきなりそういった交換を提案していると…「なんだこいつ?」と言うことになる場合があります。

流れ作業的に行うのではなく、交換の必要性をお互いが理解できるような状況で、自然な流れで交換出来れば理想的です。

キチンとした態度、格好。

近年は、オフィスカジュアルだとか、凄腕カリスマ社長がいつもラフな格好をしているから服装なんて仕事の良し悪しに関係ないとかそういう風に考える人が多くなってきていますが、「キチンとした態度・格好」はビジネスにおいてとても重要です。

どこにでも紹介できると思ってもらえる。

服装・格好というのは、社内ルールなどがない限り、大人が大人に忠告したりできるものではありません。

●●君は仕事は出来て優秀なんだけど、服装がラフだから、社長Mさんには合わないかもしれないな…。

などと、アナタに理由を告げることなく、機会を他者に回してしまっている可能性も考えることが出来ます。

キチンとした格好・服装を心がけておくことで、前述したような機会損失を防止することが出来ます。

誠意を相手に感じさせることが出来る。

キチンとした格好をして対応すれば、「自分のことを軽視している」と相手が感じる可能性は劇的に減ります。

年配の社長さんなどの中には、服装・格好を重要視する人が一定数います。同じ見積もり・同じスペックのサービスを並べれて、どちらにしますか?となったら、そういった人は、間違いなく、服装・格好のキチンとしている人のサービスをチョイスすることになります。

こんな時代だからこそ敢えてキチンとすることでアピール。

ラフな服装・オフィスカジュアルなどが広く浸透しているこんな時代だからこそ、バシッとした服装・格好が目立ち好印象となるというケースも多々あります。

信用・信頼という面で、ライバルに頭一つ上回ることが出来る…キチンとした服装・格好がその手助けをしてくれます。

佐藤君に決めるように!彼は真面目で誠実。だから、任せて安心じゃないか!

人脈の作り方・広げ方に関するQ&A

異業種交流会は人脈を広げるのにありなのでしょうか?

異業種交流会みたいなところで、名刺をばらまいて、薄っぺらい話をしたとことで人脈を作り、広げることなどできないという人は一定数います。

しかし、何とかしなきゃと前向きに行動しようという気持ちから、異業種交流会に参加するのは悪いことではないと思います。

少なくとも、休日に、何も考えず娯楽に興じているよりは有意義と言えるのではないでしょうか。

確かに、異業種交流会で出会った人の全てが自らにとって有益な人脈となるわけではありません。

しかし、私が助けてもらった社長Bさんは、元々は、異業種交流会に私が参加したことがきっかけで出会えました。

私は、異業種交流会が人脈を作ること・広げることに無意味だとは思わないですし、実際に異業種交流会がきっかけで良い出会い・人脈に繋げることが出来ました。

異業種交流会に参加をしていますが、名刺が貯まっていくだけで具体的に誰かと何かが進展した…ということがありません。

アナタ自身が、人脈を作りたい、広げたい…ただそれだけだというのが一番の原因なのかもしれません。

今現在、仕事を普通にしていて、それなりに、こなせてるし、忙しい…だけど、今を変えなきゃって思うから異業種交流会に参加してる…みたいな。

この場合だと、異業種交流会で出会う他者と深く関わりあい、何かに発展するという流れになりにくいです。

私の場合、すでに独立している身で異業種交流会に参加していました。今の仕事がいつまでも安泰であるわけがないという危機感の元、

  • 新たな顧客・人脈の形成
  • 新たなビジネス・仕事・それらアイデアの獲得

などを目的としていました。とある異業種交流会で出会ったAさんがイベント開催を生業の一つにしていると聞き、必死だった私は、体裁を気にせず飛び込んだのです。

「私もそれをやりたいです。教えていただけないでしょうか?」と。

そういうアクションを起こすことで、より親密なやり取りが生まれ、更にその先にある出会いを得ることが出来、関わった仕事をキチンとこなすことで新たな信用を勝ち得、結果、良質な人脈となりました。

今、困ってない、色々と忙しい人が、ふわったした趣で異業種交流会に参加しても、中々その先の具体的な話にはなりにくいのかもしれません。

すぐにスマートにコラボとか商談成立とかは中々難しいです。

「出会いを大切にするという気持ちで相手に興味を持って話を聞く、接する。」ことをしていると良質な人脈へと発展することがあるかもしれませんよ。

サルパパ

人脈活動で忙しくなりすぎたら本末転倒ではないですか?

その通りだと思います。ですから、自分に正直に、相手に誠意をもって対応すればよいと思います。

面倒くさいなという相手は、そういう雰囲気を悟られないようにしつつ自然と距離を置くようにすれば良いでしょう。

合わなければ致し方ありません。誰でも彼でも好かれるように努めるのは人脈活動ではありません。

とりあえず、どう転んでもいいように、初見の段階では、失礼のないように対応しておくのが無難なのは間違いありませんが。

私の場合を例に挙げると…複数の異業種交流会に参加し、多くの名刺をいただき、何度かイマイチピンと来ないビジネスに誘われたことがありました。その際は、角が立たない形でやんわりと断り距離を置くように対応しました。

一方で、これは!と思った方・案件には、「(困っているので)お願いします!」と相手の迷惑にならない程度に積極的にアプローチするようにしていました。

無数の異業種交流会での出会いの中で、今、活きて稼働している人脈はAさん経由のもののみ。

他の出会いも、失礼のない対応をしていますので、連絡を取れば、活きてくるものもあるでしょうが、今は休眠している状態。その人脈を繋ぎとめるために忙しいというようなことはないですね。

友達を人脈と考えるのはありだと思いますか?

これは人によって意見が分かれるところだと思いますが…。

子供の頃から知っている人は、身元が分かっているし、性格も分かっているしで、信用出来るというメリットはあるでしょう。

友達を人脈と考えると、友達を仕事における人脈と考えなかった場合出来たはずの、友達としての付き合いが出来なくなってしまうというデメリットはありますね。

しかし、逆に言えば、それだけですし、仕事も人生の一部だし、自分の信用を形成出来ている”友達”こそが最強の人脈だと考えれなくもないですよね。

私は…10年ほど前、仕事に困っていた時、定期的に連絡を取り合っていた友達のところで半年ほど、完全出来高制の業務委託契約という形で働かせてもらったことがありました。友人だからとなぁなぁになることなくきちんと対応させてもらった(人脈を意識していたわけではありません。性格ですね。)ので、今は一緒に仕事していませんが、今でも定期的に連絡を取り合う友人だし、彼との信頼関係は、仕事を手伝っていた半年のおかげでより強固なものになったと思います。

とはいえ…できれば友達には頼りたくないってのが本音ですかね…私にも中途半端なプライドがあったりするので…。そんなプライドは無いほうが良いのでしょうけど。

大人になり、ビジネスマン対ビジネスマンとしての出会いの場合は、緊張感を持って節度ある付き合いが出来ますし、恥とかプライドとかかなぐり捨てて、良いと思ったことは提案したりお願いしたりできるので、気楽という良さはあります。

友達を仕事の人脈に…悪いことじゃないですが、かつての旧友たちに色々と変な噂話が広がったりすることまで考えると…積極的には活用したくないと私は考えちゃいますかね…。

実際、マルチ商法に中途半端にのめりこんで、大事な友達を全員無くしてしまった…なんていう話は世の中に溢れかえっていますからね…

サルパパ

人脈の作り方・広げ方についてまとめ

自信満々の若いうちから人脈の大切さを理解し、意識して行動していれば、あなたはプレイヤーとしての勢いに陰りが見え始める40代から仕事・ビジネスを一気に加速させることが出来るようになるでしょう。

私自身は、20代後半の勢い・自信を胸に意固地になって人脈を軽視し、突っ走ってきましたが、40代に入り、自分が何も積み上げてこれていないことに絶望し、人の信用・大切さを初めて痛感しました。

まだまだ私もこれからだとは思いますが、人脈について…早い段階からその重要性に気づけた方が良いに決まっていますので…。

私の人脈に対する考え方・気づきが、30前後の血気盛んなビジネスマンに届いてくれたら嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です